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7/30(土)「性犯罪に関する立法論」分科会の開催に向けて

 (内容紹介) 本分科会では、性暴力・性犯罪に関する社会通念の歴史・現状や、性差別との関係、法的問題について、実例や資料を用いて学びます。 (講師紹介) 講師には、『刑事司法とジェンダー』『痴漢とはなにか:被害と冤罪をめぐる社会学』の著者である社会学者の牧野雅子先生と、性暴力の被害者支援業務に携わっている弁護士の岸本学先生をお招きします。社会学的な視点と、法的・実務的な視点の両面から性暴力・性犯罪をめぐる制度や立法について掘り下げます。 (まとめ) 内閣府が2022年1月に全国の16歳から24歳を対象に行った調査では、4人に1人が「何らかの性被害に遭ったことがある」と回答しました。性暴力・性犯罪は決して「ごく一部の問題」ではありません。関心のある方もそうでない方にも、この問題について考えるきっかけになれば幸いです。 【日時】 7/30(土)12時~14時 【申込フォーム】 https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSf-T0KrvctYqAOXbHW0Cji6sDmxbsl33uk62tktgce_5fB--w/viewform

6/17(日)「ギグワーク」分科会の開催に向けて

ギグワークとは、Uber Eatsの配達や、引越作業やポスティング等の単発の仕事など、継続した雇用契約を締結せず、単発の仕事を受ける働き方のこと。 日本では、このような労働形態に対して、法整備が間に合っておらず、苦しんでいる労働者もいるという現実があります。 そこで、本分科会では、後述の講師の方々に、ギグワークを巡る現状と問題点や、ウーバーイーツユニオンの取組、諸外国のギグワーカー保護の取組、法制度を講演していただきます。そして、その後のディスカッションを通じて、日本にふさわしいギグワーカー保護やギグエコノミー制度は何かを深く考える機会としたいと考えております。 講師として、龍谷大学元教授で、労働法がご専門の脇田滋先生、ウーバーイーツユニオンに支援を続ける、弁護士の川上資人先生、そして、ウーバーイーツユニオンのメンバーの方をお迎えします。   そして、前記の通り、当分科会では、皆様に、どうやってギグワーカーを保護するべきか、より理解を深めていただくために、パネルディスカッションを行います。 その際には、参加者のみなさまにもご意見を募る場面がございますので、もしよろしければ、以下の内容について事前にお考えいただけると幸いでございます! 皆様の参加をお待ちしております!   ・法解釈によって、解決を図ることは妥当か? ・新たに法制度を創設する場合、既存の労働規定との調整等で何か問題は起きないか? ・諸外国が規定しているような、労働者を保護しようとする規定を日本で定めた場合、うまくいくか? ・ギグワーカーのための労働組合の活性化のためにはどうした方がいいか? 【日時】 令和4年7月17日(日)13時~ 【講師】 脇田滋先生(元龍谷大学教授) 川上資人先生(弁護士) ウーバーイーツユニオンのメンバーの方 【申込フォーム】 https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSf-T0KrvctYqAOXbHW0Cji6sDmxbsl33uk62tktgce_5fB--w/viewform

7/16(土)「現代の労働組合」分科会開催に向けて

あなたの身の回りに労働組合はありますか?あなたは労働組合と聞いてどのようなイメージを浮かべますか?それはうまく機能しているでしょうか?どのように機能しているでしょうか?あるいは機能していないとすればそれは何故でしょうか? 本分科会では、現代の日本における労働組合の現状を概観してその問題点を把握したうえで、それらの問題点を乗り越えられる「本当の労働組合」とは何かを考えます。 講師には、『労働組合とは何か』の著者である木下武男先生、労働組合の顧問を数多くされている東京法律事務所の笹山尚人先生、また、現代の労働組合の当事者として総合サポートユニオン及び首都圏青年ユニオンのメンバーの方をお招きし、日本の労働組合について多角的に掘り下げていきます。 労働環境は、働く人にとって最も重要な事項の一つです。労働組合の本来的な役割は、労働環境を改善することにあります。そのような重要な役割を果たす労働組合について、今一度、考えてみませんか?皆様の参加を心待ちにしております!!!!! 【日時】 令和4年7月16日(土)13時~15時半 【講師】 木下武男先生(元昭和女子大学教授) 笹山尚人先生(弁護士) 労働組合 総合サポートユニオンの方 労働組合 首都圏青年ユニオンの方 【申込フォーム】 https://docs.google.com/forms/u/3/d/e/1FAIpQLSf-T0KrvctYqAOXbHW0Cji6sDmxbsl33uk62tktgce_5fB--w/viewform

7/3(日)「入管と技能実習制度の人権問題」分科会開催に向けて

みなさんの記憶にも新しい、昨年3月に名古屋入管の収容施設内で亡くなったスリランカ人のウィシュマ・サンダマリさんのニュースは衝撃的でした。亡くなる1か月ほど前には満足に食事も摂れないほど衰弱していたにもかかわらず、入院させることもなく点滴を打たせることもなく適切な医療措置を施さないまま放置しました。これは、少なくとも不作為の殺人といえるのではないでしょうか。 しかし、これは氷山の一角にすぎず、毎年のように入管施設では死者が出ています。その劣悪な処遇のために被収容者が自殺を図ることも少なくありません。 また、仮放免という形で入管施設に収容されていなくても、働いてはいけない、県をまたぐ移動には許可が要るなど、様々な権利が制限されています。 現在ウクライナからの「避難民」の受け入れについてニュースになっていますが、そもそも「難民」として受け入れられるハードルが高すぎて、難民認定率が低いという問題があり、入管制度には多くの問題が山積しています。 コンビニで外国人がレジに立つ姿は今や珍しい光景ではなくなりました。外国人の労働力はもはや日本の経済にとって、わたしたちの日常生活にとって不可欠の存在であることは間違いありません。 しかし、外国人の労働は実は日本では正面から認められているわけではありません。その抜け道が外国人技能実習制度です。 技能実習生を取り巻く労働環境は、極めて深刻で、時給300円、月200時間を超える残業、労災隠し、殴る蹴るの暴行、セクハラや性的暴行、妊娠・出産の禁止、受入事業者による違法な強制帰国、パスポートの取り上げなど重大な人権侵害が生じています。 まさに、「現代の奴隷制」とも言われる所以です。国内外から人身取引の温床となっていると指摘されています。 入管や技能実習制度の問題はともに、外国人をまさに「使い捨て」、対等な人間として扱わないという点で共通しています。そこで、本分科会ではこの2つの問題を取り上げることにしました。 当分科会では、弁護士・支援団体の方をお呼びして講演していただき、入管や技能実習制度の実態、それが生じる背景・原因にも迫ります。 そして、当事者に寄り添うことに加え、そこからもう一歩どのように踏み込んでいくか、この問題をどのように解決させていくか実際に活動してらっしゃる方々のお話を聞くことで、みなさんと一緒に考えていきたいと思います。 【日

7/3(日)「過労死問題と遺族支援」分科会開催に向けて

 令和3版過労死等防止等対策白書によれば、令和2年度に脳・心臓疾患に係る労災支給決定数は194件(うち死亡67件、請求件数784件)、精神障害に係る労災支給決定数は608件(うち死亡81件、請求件数2051件)であると報告されています。 「働きすぎて死んでしまう」、これは極めて異常な事態です。 そして、そのような人が毎年最低でも約150人いることになります。 過労死等を防ぐにはどうすればいいのでしょうか? さまざまな改善策がありますが、過労死遺族や被災労働者の権利行使を支援し、実際に企業に責任を負わせることが過労死等を防ぐためには極めて重要です。 「過労死問題と遺族支援」分科会では、過労死問題に取り組んでこられたNPO法人POSSE代表の今野晴貴さんと実際に過労死裁判に臨まれた遺族の方をお招きします。なぜ過労死等は生じるのかから始まり、遺族が権利行使するにはどうすればいいか、遺族の実際の経験はどのようなものか、遺族や被災労働者、労働組合、そして弁護士は過労死等防止のためにこれまでどのような社会運動を取り組んできたか、これから取り組んでいけるのかについてご講演いただきます。 今後、過労死問題に取り組もうと思っている修習生の方のほか、ご関心のある方はぜひご参加ください。 【日時】 令和4年7月3日(日)14時~16時半 【講師】今野晴貴 様(NPO法人POSSE代表)、 過労死遺族の方 【参加申込みフォームはこちら】 https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSf-T0KrvctYqAOXbHW0Cji6sDmxbsl33uk62tktgce_5fB--w/viewform

6/19(日)「インターネットと名誉棄損」分科会開催に向けて

インターネットは、今やあらゆるコミュニケーションにおいて必要不可欠なインフラとなっています。 しかし、それに伴い、SNS上での名誉毀損やプライバシーの侵害が社会問題となってきました。 そのため、今の機会にインターネットを利用した人権侵害について、どんな特徴があるか、既存の法理論との関係はどうか、その解決方法は何かといった点を考える機会を設けることは有意義だと考えています。   そこで、当分科会ではこういった問題に取り組んできた弁護士の松尾剛行先生をお招きし、インターネット上の名誉毀損の問題点について伺います。 是非奮ってご参加ください!! 【日時】 令和4年6月19日(日)15時~17時 【講師】 松尾剛行 先生(弁護士) 【参加申込みフォームはこちら】  https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSf-T0KrvctYqAOXbHW0Cji6sDmxbsl33uk62tktgce_5fB--w/viewform

6/18(土)「女性アスリートの肖像権」分科会の開催に向けて

昨今、女性アスリートに対する盗撮被害はプロアマ問わず問題となっています。 しかしながら、街中で起こる盗撮と同じように規制、処罰することはできない、アスリート独自の問題が潜んでいることをご存じでしょうか。 本分科会では、民事、刑事、条例といった国内の既存の法律等でなぜ規制できないのか、外国ではどのような規制がなされているのかという点をご紹介し、今後日本においてどのような規制が必要なのか、検討していきます。 その中で、日ごろから芸能、著作権等の問題を数多く取り扱う、レイ法律事務所の河西弁護士を講師にお招きし、現行法での具体的な問題点、そしてアスリートの盗撮という問題の特殊性、今後の規制の展望等についてコメントをいただく予定です。 現役のアスリートや身近にアスリートがいる方はもちろん、これまで考えたこともなかったという方もぜひご参加ください。 【日時】令和4年6月18日(土) 10時~ 【講師】河西邦剛先生(弁護士) 【申込みフォーム】 https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSf-T0KrvctYqAOXbHW0Cji6sDmxbsl33uk62tktgce_5fB--w/viewform